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2008'06.09 (Mon)

千秋楽が無事終わった記念、「瞼の母」の感想

「瞼の母」、昨日千秋楽を無事迎えましたね。
草なぎ剛さん、そして出演者の皆様、お疲れ様でした。
そして素敵な舞台をありがとうございました。

ということで、今まで自粛していた「瞼の母」の感想をアップしようと思います。

つよぽんの舞台を観るのは今回で2回目だったんですが、
舞台でのあのつよぽんの低い声、ホント素敵です~
普通の声も可愛くていいんだけど、あの低い声にはしびれます。

そして演技も、前のとき同様心に響く演技をしていて、
本当に草なぎ剛という役者さんはいい演技をするなぁと思いました。
でも、まだまだ上手くなる、そう思います。

今回はいただいた席が3階席だったと言うことですが、
1階席では見えないだろうなという所まで見えたので、いい席だなぁと思いました。
ただ、やはりもう1度近くでつよぽんの演技を見たかったなぁとも思います。
つよぽんが目で演技をするところを見たかったなぁと。
やっぱりちょっと遠いと表情までは分かりにくいしね。
これは、次回の舞台のときの楽しみとしてとっておくことにします。

ということで、以下は、場面場面での感想です。長くなるので畳みます。

【More・・・】

<序幕 第一場 金町瓦焼の家>
半次郎を狙ってきたやからを殺して、その犯人は自分だということを紙に書く時、
文字を知らない忠太郎の手におむらが手を添えて文字を書く姿のところ、
しっかりと文字を書いているんだけど、
忠太郎は、どちらかというと文字を書くことよりも
その自分の手に添えられたおむらの温もりを感じているように見えました。
すごくいい場面でした。

<序幕 第二場 秋の夜の街>
ヤクザではあるものの、曲がったことは嫌いな忠太郎。
忠太郎は、母親が自分を捨てたとでも思い込んだからなのか
グレてヤクザの道に入って抜けられなくなっているのかもしれないけど、
本当はまっすぐな心の持ち主なんだろうなぁと思います。
結局母親だと思った人物は人違いで、本当の母親ではなかったけれど、
銭をあげる姿は、母親くらいの年の人に優しくしてあげたいという気持ちだったからなのかななんて思いました。

それにしても、あの老婆が篠井さんだったと言うことには、あとでパンフレットを見て驚きました。

<序幕 第三場 冬の夜の街>
羨ましそうに母親をおぶる息子の姿を見る忠太郎。
自分も母親に会ったらあんな風にしてやりたいなぁと思っていたのかもしれないですね。

<大詰 第一場 柳橋水熊横丁>
またもここで、人違いをしてしまった忠太郎。
でも、水熊の女将が自分の母であるかもしれないことを知るわけですが、
その「お母さんかもしれない!」という期待感の高まりが
つよぽんの演技からひしひしと伝わってきました。

<大詰 第二場 同じく座敷>
ここでの大竹さんのつよぽんとのやり取りは、
それまででも十分舞台に引き込まれていたとは思うけど、
今回の舞台のどの場面よりもグッと引き込まれる場面でした。

ここでは、両方の言い分が納得できるんですよね。
忠太郎を置いて番場の置き長屋を出てから、世間の表も裏も見てきて苦労してきたおはまが、
いきなり死んだと聞かされていた「息子」だとヤクザ渡世人が現れても、それを素直に信じられないということ。
目の前に現れた男は、裕福になった自分からお金の無心をしたいだけであろうと思ってしまったこと。
そして娘の祝言のためにこんなヤクザ渡世人がいてもらっては困るということ。
その言い分もおはま側の事情と、これまでの人生を思うと、当然の答えなのかもしれない。

でも、最初は毅然とした態度でいきなり現れたヤクザ渡世人を追い返そうとしていたけど、
だんだんと事情が分かっていくごとに、
忠太郎の言葉に心を動かされないように強がっているのだけど、
忠太郎が帰ったあと、娘の言葉をきっかけに、それまで表に出さなかった感情を一気に放出させる。
あんな風に「薄情なんだ」「近くにいるお登世の方が可愛いんだ」と言っていたけど、
そういう言葉が出てくること自体、
忠太郎のことも、おはまにとってお登世同様可愛いんだろうと思わせてくれました。
そんな様子を演じた大竹さんの演技はとても素晴らしかったです。さすがだなと思いました。

そして一方の忠太郎。
母がお金に困っていた時のためにお金を貯めて、母に会うことばかりを考えていた忠太郎。
ようやくずっと捜し求めた母には会えたけど、
母だと認めてもらえない上に、何故堅気になって来ない!と、
どんな自分であっても母親なら無条件で受け入れてくれるはずと言う期待も裏切られた忠太郎。
こんな母親なら会わなければよかったと・・・怨みたくなるのは当然。
瞼で浮かべていた母のように、
優しい言葉をかけてもらいたかった、抱きしめて欲しかった、ただそれだけだったのに。
「瞼の上下ピッタリ合わせりゃ、絵に描くように見えてたものを、わざわざ骨折って消してしまった」
という一言は悲しすぎる言葉だなと思います。

どうにか母だと認めてもらいたい、でも認めてもらえなかったときの悲しさ、そんな母を怨む気持ち、
つよぽんの演技はそれがすごく伝わってくる演技で、大竹さんの演技も凄いなぁと思ったんですが、
つよぽんの演技もそれに負けていないなと思いました。

<大詰 第三場 荒川堤>
帰ってしまった忠太郎を追いかけて探すおはまとお登世。
本当なら近くにいるんだからもう一度再会して忠太郎を抱きしめてもらいたいと思ったんですが、
忠太郎の方は、おはまからあんな風に言われてしまったものだから、
「二度と会ってやるもんか」と姿を現さない忠太郎。
きっと後になって冷静になってみると、この判断をきっと後悔する日がくるんだろうなとは思うんですが、
言われてまもなくだと腹が立っているだろうし、こういう判断を下してしまっても仕方ないんだろうなと思います。

そしておはまと娘がその場をいなくなってしまってから、仕返しの追っ手をスパッと斬る、
その姿は本当に母親への思いを断ち切るようで・・・
一人歩いていくその背中がとても悲しかったです。

今回は、分かち合うことが出来なかったおはまと忠太郎ですが、
いつか再会しておはまが忠太郎をギュッと抱きしめる、そんな日が来て欲しいなと思うラストでした。

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テーマ : SMAP - ジャンル : アイドル・芸能

07:24  |  舞台  |  TB(0)  |  CM(7)  |  EDIT  |  ↑Top

Comment

ステキな感想

momoさん。こんにちは。
「瞼の母」私は観られなかったので、momoさんのレポートで
雰囲気がとても伝わってきて嬉しかったです。おはまとのやりとりも読んでいるとじわーっと目頭が熱くなりました。
ちょっと失礼な言い方かもしれませんが、このような
感想を書ける人は本当にいい人だなと思えてとても嬉しくなってしまいました。こういう人が剛君のフアンでいてくれる事が嬉しくなってしまったのです。急に変な感想ごめんなさい。
許してくださいね。これからもよろしく。おとめ
おとめ | 2008年06月09日(月) 13:17 | URL | コメント編集

剛君ファン

初めまして・・・
「瞼の母」は、早い時期に観覧出来たのですが、日々進化している様子で、後半そして楽日に観覧出来たかたが、羨ましいです~・・・。
素敵な感想有難うございます・・・。

「クサナギツヨシ」は役者として稀有な才能の持ち主である事・・
そして、そのファンは、本人同様温かい心、深い洞察力の、持ち主が、多い事・・・。

嬉しくなって、つい、書き込ませていただきました・・・。
ライラック | 2008年06月09日(月) 13:58 | URL | コメント編集

初めまして。
いつも楽しく拝見させていただいてます。

私も運良くチケットが確保できたので、観に行って来ました。
剛くんの舞台は初めてだったのですが。。。
本当にヤバイですね、声。
声フェチの私は、完全にノックアウトでした。
(普段からやられまくっているというのに)

お芝居とはいえ、剛くんも大竹しのぶさんも本当に泣いていて
観ていてとても胸が締め付けられました。

それでは。おじゃましました。
ねね | 2008年06月09日(月) 14:08 | URL | コメント編集

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 | 2008年06月09日(月) 14:53 |  | コメント編集

>おとめさん

おとめさんこんにちは。
コメントありがとうございます。

この感想を書いたときに、
観劇されなかった方にもできるだけ雰囲気が伝わるようにと思って書いていたのですが、
ちゃんと伝わっているのか不安だったので、おとめさんがそう言ってくださってすごく嬉しいです!
そして、いい人だと言ってくださったことも。

実際には、つよぽんがクサナギロンで語っているような素敵な言葉から、
人間として大事なことを学んだりしているまだまだ未熟な人間だと思うのですが、
そう言っていただけてとても嬉しかったです。

こちらこそ、これからもよろしくお願いします^^
momo | 2008年06月10日(火) 21:28 | URL | コメント編集

>ライラックさん

ライラックさん初めまして。
コメントありがとうございます。

舞台は生き物ですから、回を重ねるごとにやっぱり成長しますよね。
私も半ば頃に観に行ったので、その成長を見たかったなぁと思います。
今回は、その成長を見届けることは出来ませんでしたが、
舞台でつよぽんが一段と成長した姿を見せていたんだろうなと思うと嬉しいですね。

つよぽんは本当に素敵な演技を見せてくれますよね。
もっともっと磨いていってほしいです。

そしてそのファンの方も、いろんな方とお話したんですが、皆さんとても素敵な方ばかりでした。

本当につよぽんのファンでよかったなと思います。
momo | 2008年06月10日(火) 21:56 | URL | コメント編集

>ねねさん

ねねさん初めまして。
コメントありがとうございます。

舞台でのつよぽんの声、低くてカッコいいですよね!
いつもの声もいいけれど、舞台の声もとても凛々しい声で素敵でしたね。
また舞台で、あの凛々しい声を聞かせて欲しいですね^^

お芝居も凄かったですね!
私は3階席だったので泣いている所までは、さすがに見えなかったんですが、
泣いている時の感情がとても出ていて凄く演技だったなと思いました。
役者さんってやっぱり凄いですね!
momo | 2008年06月10日(火) 22:17 | URL | コメント編集

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